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石国のこれまでと、
これから。
株式会社石国は2020 年、創業から 100 周年を迎えました。
これもひとえに当社と共に歩んで下さった皆様のおかげと、心より感謝申し上げます。
「人のことを想う」ということに対して 強 く
こだわり、私たちの考え方として「正直」「誠実」であることを守り
1920 年の創業以来努めてまいりました。
そして、次の 100 年に向けて「時計ベルト」という商材を通じ 、
時計に関係する皆様、時計メーカーやお客様にしっかりと貢献していきたいという想いを常に持ち続け、引き続き世の中に対して継続的に責任を果たすことに邁進していく所存でございます。
また、100
周年を迎えるにあたりCI(コーポレートアイデンティティ)を刷新いたしました。
「日本一正直な時計+α
のポータルカンパニー」と事業ビジョンを策定し、これからの時代を生き抜くために常に+αを考え
、
これからもお客様が満足して頂くために新たな取り組みに積極的にチャレンジして参ります。
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主体性
私たちは「主体性」を大事にしています。
これから新しい挑戦していく中で、「自ら考え、自ら行動すること」を石国では常に求められます。
お客様は様々なお困りごとを持って店舗にいらっしゃいます。
お客様が何をしてほしいのかを自分に置き換えて考えて行動を起こすことが、石国のサービスの基盤を作っており、お客様の信頼にもつながっています。
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粋であること
日本には我々の先人達が長い月日を重ねて、自然構築された「粋」という言葉があります。
それは相手への気遣いや美意識を指す際に使われる言葉です。
この「粋」という言葉も石国を構築する大事な要素です。
日々様々な修理のご相談が寄せられます。
私たちの対応範囲外のご相談も多くみられます。
その時に、このお客様にとって何をしたら喜ばれるかを考え、パートナー様をご紹介するなど最後までお客様と向き合いお手伝いさせて頂いています。
これは、ずっと「粋」であること、人として「かっこよくあること」を大切にしてきた石国の文化でもあります。
これからもお客様だけではなく石国に関わってくださっている方すべてに「石国って粋だよね」と言って頂くことを目標にしています。
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プロフェッショナル
石国は時計に関するすべてのことに最初に相談される企業を目指しています。
そのためには私たちがプロフェッショナルであり続けなければなりません。
世の中には様々な時計がありますが、どれを見てもその時計のことを理解し、お客様のご要望通りではなく期待値を超える、「粋」であるサービスを行っていきたいと考えています。そのために当社では、技術力向上のため多様な研修を行っています。また、「時計修理技能士」の資格取得を推奨しており、お客様から安心してご依頼頂ける環境を整えています。
時計を綺麗に磨いたり、修理をすることは大前提に、技術力を突き詰めていく先に時計を「楽しむ」提案ができると確信し、私たちはこれからもチャレンジを続けていきます。
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あなたの輝き続ける⼈⽣を刻む
石国の根底に流れる「人から始まり人で終わる」という思いをロゴに込めました。
また「これまでと、これから」「過去から未来へ」という思いを青からオレンジへの色の変化で表しました。
包装紙に込めた思い
ラッピングは遊ぶ喜ぶ笑う
創業1920年(大正九年)の弊社は、
100年を超える歴史の長さから
「堅い」「真面目」などの
イメージを持たれがちですが、
今回のデザインの刷新では、
【その人が、その人らしく生きることに
寄り添い、心からの笑顔溢れる
社会づくりの一翼を担う】
という会社の理念をもとに、
「楽しい」「おしゃれ」「素敵」など、
包装紙に触れる方々が笑顔に
なっていただけるような新たな要素を
込めたデザインに変更致しました。
デザイナーからのコメント
©️安達康介
石田国久社長と私は中学校の同級生です。おとなになって国久さんは家業を継ぎ、私は画家になりました。2020年2月、国久社長が私の個展にいらしてくださいました。その時、「創業100年を機に包装紙を作り直したい」とおっしゃり、ついては私にその絵を、というとても光栄なお申し出を受けました。そして、このたび、創業101年目に包装紙が完成しました。
包装紙の絵を描くにあたり、石田社長から会社の歴史を聞きました。創業者の國三郎氏、二代目の康國氏、ともに創意とパイオニア精神に溢れた方々だったこと。そして現社長の国久氏の陽気で朗らかで牽引力のあるお人柄、そのことを全部ひっくるめて入れ込んで、おもちゃ箱みたいに盛りだくさんで、見てくださった方が楽しい気持ちになってもらえるような、生きていることへの肯定感が感じられるようなものができたら、と考えました。青とバーミリオンの色は会社のイメージカラーです。モチーフはおもに歴史的な発明品で、それらに動物を合わせ、ユーモアの世界と繋がる言葉をメッセージとして配置しました。たとえば英語のことわざ〈Laughter
is the best medicine.
〉=笑いは、最上の薬。包装紙のなかにこの言葉を見つけてくださいますか?「みんなが笑顔になる」ということを大切にされている石田社長の思いを伝える言葉として、書き込みました。お買い物をされたあと、包装紙も楽しんでいただけたらと思います。
堀川理万子 ほりかわりまこ RimakoHorikawa
1965年東京生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修了。画家として絵画作品による個展を定期的に開きながら、絵本作家としても作品を発表している。『ぼくのシチュー、ままのシチュー』『くだものと木の実いっぱい絵本』『おひなさまの平安生活えほん』『海のアトリエ』『氷河鼠の毛皮』(宮沢賢治作)など多数。
「Bunkamuraドゥマゴ文学賞」2021年受賞。
- 公式webサイトURL
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http://www.rimako.net
- 受賞作品
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受賞作品 | Bunkamuraドゥマゴ文学賞| Bunkamura